神戸大学

中国・中央民族大学の学長が来訪されました

2009年05月18日

中国の中央民族大学から5月11日、陳理学長 (写真前列右から2人目) をはじめとする一行が、福田秀樹学長 (同3人目) を表敬訪問しました。懇談には、中村千春理事・国際交流担当副学長、佐々木衛人文学研究科長、王柯国際文化学研究科教授、加古敏之農学研究科教授も加わりました。

中国・中央民族大学の学長が来訪

中央民族大学は、国家の重点大学の一校であり、経済学院、社会と民族学院、美術学院、少数民族文学院、物理と電子工程学院、生命環境学院など20以上の学院を擁する総合大学です。少数民族人材育成の最高学府として、国家指導者を含む数多くの民族人材の育成に貢献しています。

中央民族大学と本学との間には農業経済学分野での交流があり、2007年に同大学経済学院と農学部の間で部局間交流協定が締結されています。今回学長とともに来訪した本学の卒業生の張建平教授も活躍中です。

懇談では陳学長が、現在の部局間の交流から大学間の交流へ拡大したいとの意向を示しました。これに対し人文学研究科は、中国の美術や民族を研究する教員がいるので前向きに検討したいと回答しました。また、既に交流実績がある国際文化学研究科も同意し、農学研究科は中央民族大学の研究プロジェクト「食習慣と持続発展」で共同研究を検討していると説明しました。

今後、両大学間において大学間学術交流協定締結の協議を進めていくことで双方ともに合意しました。

(国際交流推進本部)