神戸大学

兵庫県加西市と連携協力協定を結びました

2009年05月19日

神戸大学は5月19日、兵庫県加西市と「連携協力に関する協定」を締結しました。本学と自治体との連携協定は、神戸市灘区、兵庫県小野市、朝来市についで4つ目です。

協定の締結により、両者は相互発展のため、文化、教育及び学術の分野で連携・協力し、生涯学習に関する諸問題、加西市の文化遺産を活用した地域との連携事業について、協同で研究等に参画することになります。

加西市は、本学の農学研究科附属食資源教育研究センター (附属農場) の所在地です。協定締結によって教育研究環境の整備を図るとともに、同市の文化・教育、歴史遺産の活用によるまちづくり等の分野で、活性化に寄与する狙いがあります。今後は、同センターを中心とした地域課題に関する意見交換を行っていくこととしています。

兵庫県加西市と連携協力協定を結びました

また、貴重な戦争遺跡である鶉野飛行場跡地と川西航空鶉野工場関連施設が、センター内と周辺に点在しており、今後はこうした歴史文化遺産の学術調査も継続して行う予定です。

協定書の調印式は神戸大学特別会議室で行われました。同市から中川暢三市長 (写真前列左)、玉置博允経営戦略室長ら、神戸大学から福田秀樹学長 (同右)、中村千春地域連携担当理事、佐々木衛人文学研究科長、内田一徳農学研究科長、伊藤一幸食資源教育研究センター長、奥村弘地域連携推進室長が出席。中川市長と福田学長が、相互に協定書を取り交わしました。

(地域連携推進室)

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