神戸大学の学生・教職員のみなさんへ
新型インフルエンザをめぐり神戸大学は22日、新たな行動指針を決めました。拡大を防ぐため全学で16日から続けた休講措置を、解除することなどが骨子です。引き続き、ホームページなどで提供する関連情報にご注意ください。
神戸市における新型インフルエンザ患者の発生に伴う
神戸大学の行動指針 (Ⅱ)
学長 福田 秀樹
新型インフルエンザ対策本部長 横野 浩一
(平成21年5月22日)
神戸大学では、5月16日 (土) に策定した行動指針に基づき、5月22日 (金) まで新型インフルエンザ対策として休講等の措置を採ってきましたが、5月23日 (土) 以降は以下のとおりとします。
今後の流行の推移の予測は困難ですが、この感染症が弱毒株によるもので感染力は強いものの、多くの感染者は軽症のまま回復しており、神戸大学としては、兵庫県及び神戸市の方針も踏まえ、感染症のリスクと、学業・研究などの大学の活動の重要性や社会生活の便宜性との適度なバランスを目指すことにしたものです。
- 神戸大学学部学生・大学院生の授業についてはこれを再開する。学外における授業についても同様とする。
- 課外活動における対外試合、合同練習等、学外における活動は当面 (1週間、29日(金)まで) 自粛する (解除については、その時点で検討する)。ただし、神戸大学学生のみによる神戸大学構内における活動についてはこの限りではない。
- 神戸大学構内において開催される講演会、行事などで、学外者が参加するものについては当面 (1週間、29日(金)まで) 自粛する。ただし、学外において本学が主催する講演会、行事などについては、その構成人数や重要性を基に、その実施を決定する。本学以外の者が主催する学外の学術集会などについては、主催者の意向も考慮に入れてその参加の是非を各自決定する。
- 学生食堂、職員食堂への営業自粛要請を解除する。
- 個々人の手洗い・うがい・咳エチケット・マスク着用など感染予防対策に努めること。講義室、事務室、研究室、図書館等においては講義室等の窓を10㎝程度以上開放するなど換気に注意すること。
- 発熱や咳・咽頭痛・鼻汁・呼吸困難等の呼吸器症状がある場合は大学に来ることなく、速やかに神戸市発熱相談センター (078-335-2151) 又は居住地の健康福祉事務所 (保健所)に相談しその指示に従うこと。また、無症状となって後2日間を経過するまでは自宅療養とすること。なお、新型インフルエンザ若しくはその疑いと診断された場合は、保健管理センター新型インフルエンザ専用相談(090-4290-4171)に連絡すること。
- 濃厚接触者とされた場合には、居住地の健康福祉事務所(保健所)の指示に従うこと。
- 上記行動指針については、今後の国・県・市の保健部局等の方針に応じ、適宜改訂していくものとする。したがって、これまで同様に神戸大学ホームページなどを参照して最新の情報に注意すること。
●休講期間中の授業について、補講を実施します。
各学部、研究科の補講日程は、5月29日 (金) までに、学内掲示板、全学および各学部のホームページ等に掲載しますので確認願います。詳細な情報は、所属部局の教務担当係へお問い合わせ願います。
●問い合わせ・相談先 (受付 9:00 ~ 17:00 5/23、24も受け付けます)
- 健康に関すること
保健管理センター新型インフルエンザ専用相談 090 - 4290 - 4171 - 教育実習に関すること
学務課 803-5204 - 課外活動に関すること
学生生活課 803-5223 - 教職員の皆さんに関すること
総務課 803 - 5015 - 海外留学中の学生と外国人留学生の皆さんに関すること
留学生課 803 - 5262
(一般電話の市外局番はいずれも「078」)