神戸大学

ひょうご神戸産学学官アライアンスの総会と講演会を開催しました

2009年06月16日

兵庫県下の大学・高専の産学官連携活動を一元化し、地域経済活性化に一層の貢献を図るため結成された「ひょうご神戸産学学官アライアンス」が6月10日、神戸市産業振興センターで、平成21年度総会及び「地域産学学官連携講演会」を開催しました。

総会では、中村千春アライアンス統括マネージャー (神戸大学理事・副学長・連携創造本部長) の挨拶ののち、平成20年度の事業報告が行われたほか、平成21年度の事業の計画や役員の選任などについて審議が行われ、満場一致で了承されました。 なお、総会にはアライアンス加盟29機関のうち25機関から39名の参加がありました。

講演会の様子

総会終了後に「地域産学学官連携講演会」が開催され、未加盟の大学や企業も含めて56名が参加しました。講演会ではまず、「産学官連携の政策動向」と題して文部科学省研究環境・産業連携課技術移転推進室長の小谷和浩氏が講演し、最近の産学官連携に関する政策の内容や今後の取り組みにおける留意点等について説明しました。また、「アライアンスの産学官連携への提言」と題した財団法人新産業創造研究機構 (NIRO) 専務理事糸賀興右氏の講演では、NIROの産学官連携活動実績についての説明や、アライアンスが成功するために必要な事項についての提言がありました。

本アライアンスには6月10日現在で大学・高専14校、助言や活動支援を行う支援機関15機関が加盟しています。これからも広く兵庫県内の大学・機関に加盟を呼びかけていくとともに、2年目となる今年度もより一層地域経済に貢献できるよう活動を進めていきます。なお、本アライアンスは文部科学省「産学官連携戦略展開事業戦略展開プログラム」の委託を受け運営されています。

(連携推進課)