神戸大学

JICAの研修員が中村副学長を訪問しました

2009年06月23日

神戸大学で実施するJICA研修「都市地震災害軽減のための総合戦略」コースの研修員一行が6月19日、JICA兵庫国際センターと都市安全研究センターの代表者とともに、中村千春理事・副学長 (国際交流担当、写真前列中央) を訪問しました。

神戸大学都市安全研究センターは2004年度から2008年度までの5年間、世界の都市地震災害の軽減を目標に、JICA兵庫国際センターと連携して集団研修を毎年実施してきました。昨年度までに22カ国から54名が参加しています。近年頻発している地震災害への意識の高まりを背景として、2009年度以降も3年間実施されることになり、さらに本年度は応募者の増加に対応するため、一年に二度実施する予定です。

今回の研修ではアルジェリア、バングラデシュ、中国、カザフスタン、ペルー、シリア、トルコ、ベネズエラの8カ国から8名の参加を得ました。本学での研修は、5月10日から7月4日までの約2ヶ月間です。

JICA研修員

研修生は期間中本学の教員による講義を受講し、また様々な防災関連施設を訪問します。研修を通じて育んだ国際的な人的ネットワークを活用し、世界中で地震災害軽減のための戦略を一層推進していくことが期待されています。

(国際企画課)