神戸大学

キャリアカフェ「農学女性たちの日々~大学院を出てこその現在 (いま) ~」を開催しました

2009年06月24日

男女共同参画推進室は6月22日、瀧川記念学術交流会館で第3回キャリアカフェ「農学女性たちの日々~大学院を出てこその現在(いま)~」を開催しました。梅雨空の中、学内外から43名が参加しました。

ゲストスピーカーには、京都府美山町で農業や自然学校の活動に取組んでいる鹿取悦子氏と、農学研究科食の安全・安心科学センター助教の福田伊津子氏を招きました。

キャリアカフェ風景写真

鹿取氏は、米や野菜作り、狩猟などをする生活を通して環境問題に取組んでいる様子を紹介し、情報に振り回されずに、自分の目や耳や口で確認し、確かなことを掴んでいくことが大切であると話しました。福田氏は、高校時代から現在に至るまでの経歴を振り返り、「なんとなく」でもいいからしたいことを追求し、どんな環境でもできることを精一杯する、そうすれば結果はおのずとついてくると語りました。

今回は、今後の進路を決めるために、農学分野で活躍する女性の生の声を聞きたかった、 という女子学生が多数参加しました。

アンケートからは、「自分が本当にしたいのは何なのかを考えるきっかけになった」「活きた知識や生の話を聞くことができ、農業・農学関係のことがよくイメージできた」「クロストークで、経験豊富な先輩研究者から話しを聞くことができ、視野を広げることができた」などの感想が聞かれました。

なお、今回のキャリアカフェは、兵庫県立男女共同参画センターと共催しました。

(男女共同参画推進室)