神戸大学

留学生のためのグローバルキャリアセミナーを開きました

2009年07月01日

新型インフルエンザの影響で、1ヶ月延期になっていた「神戸大学留学生のためのグローバルキャリアセミナー」が6月24日、六甲ホールで開催されました。留学生約220名、日本人学生約40名が参加する盛況でした。

グローバルキャリアセミナーの様子

この厳しい経済状況の中、イオン、伊藤忠商事、エイチ・アイ・エス、オリックスなど20社に参加していただきました。それぞれのブースで会社説明を行うと同時に、神戸市産業振興局企業誘致推進室には「起業の説明」と「行政書士によるビザ更新の説明」を、神戸学術事業会には卒業後も永久に使える「@kobe-u.com」の無料配布を、兵庫労働局には「インターンシップの案内」をしていただくなど、留学生の就職のために様々な情報が提供されました。

グローバルキャリアセミナーは、留学生センターと留学生課の主催で、今年で3回目になります。当初から共催の神戸大学キャリアセンター、六甲台就職情報センター、社団法人神戸大学工学振興会に、今年から「神戸市」も加わり、ますます充実したセミナーとなっています。

特に今年は、二つの新しい試みを行いました。一つは、日本の「就職活動」を理解するために、事前研修会 (5月13日) を実施しました。エントリーシートの書き方や、面接の受け方をはじめ、就職活動についての講演や企業人事担当者とのパネルディスカッションなどを盛り込み、150名余りの留学生が参加しました。

ガイドブック『ようこそ!就活』

もう一つは、「外国人留学生のための就職ガイドブック」の作成です。「ようこそ!就活」と名付けたこのガイドブックはA4版、6ページで、職員が手作りしました。日本の企業に就職するために知っておいてほしい基礎知識、就職活動のスケジュール、神戸大学のキャリアセンターなどが行っているガイダンスや各部局の就職担当窓口などを、日英対比で盛り込んでいます。キャリアセミナーで配布したほか、留学生センターの窓口カウンターにも置いています。

日本で就職を希望する留学生のために、グローバルキャリアセミナーは、これからも開催していく予定です。

(留学生センター/留学生課)