神戸大学

留学生と小学生の交流会が開かれました

2009年07月10日

神戸大学の留学生が7月6日、神戸市立鶴甲小学校との第21回交流会に参加しました。

この交流会は、留学生センターと鶴甲小学校が連携して開き、毎学期恒例の教育プログラムになっています。今回はセンター所属の日本語予備教育コース生20名が、日本文化日本事情科目の一環として参加しました。

第21回交流会

留学生は1~2名に分かれて、小学校のクラスに入りました。子供たちと話しながら一緒に給食を食べ、掃除の時間を過ごし、昼休みには外へ出て鬼ごっこやドッジボールに歓声をあげました。午後の時間は6年生による日本文化紹介の発表があり、水墨画、生け花、茶道、落語、琴についての話を聞いたり、実演を楽しんだりしました。

ふだん地域の人々と交流する機会の少ない留学生にとって、このようなプログラムは貴重な機会です。すぐに子供たちと仲良くなり、もっと一緒に遊びたかったと残念がる留学生が多数いました。

小学生にとっては、同じ地域にある大学に多くの留学生が学んでいることが新たな発見です。同じ時間と場面を共有することにより、国や言葉が違っても仲良く交流できるという体験と親近感をもつことが、世界へ目を向ける国際理解の好機となっているとの評価を得ています。

(留学生センター)