神戸大学

文科省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」に採択されました

2009年07月13日

文部科学省の「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」に、神戸大学と神戸薬科大学が共同で応募していた「医薬共同による創薬・育薬を担う医療人の育成を通じた私立・国立大学の連携」が採択され、7月10日に発表されました。

この事業は、国公私立大学間の積極的な連携を推進し、各大学における教育研究資源を有効活用することにより、当該地域の知の拠点として、教育研究水準のさらなる高度化、教育活動の質保証、個性・特色の明確化に伴う機能別分化の促進と相互補完、大学運営基盤の強化等とともに、地域と一体となった人材育成の推進を図ることを目的として平成20年度から開始した事業です。

今回申請した取り組みでは、医薬品の適正使用・安全管理教育を強化するため神戸薬科大学での新たな学部授業科目、大学院授業科目の共同開発を行います。また、卒後教育で、薬剤師レジデント教育プログラムを充実、医薬生涯研修支援プログラムを開発、両大学で展開するとともに、医薬共同研究を推進することにより、創薬・育薬を担う医療人の育成を行います。さらに、両大学の教員・職員を対象としたFD ・SD研修プログラム等の共同開発を行い、教員・職員の質の向上を図ります。

両大学が連携することにより、地域医療への貢献を目的とした医学・薬学分野における高度な教育と先端的な研究を融合した「知の拠点」の形成を目指すことにしています。

医薬共同による創薬・育薬を担う医療人の育成を通じた私立・国立大学間の連携

(神戸大学・神戸薬科大学連携推進委員会)