神戸大学

神戸大学のジャガイモで作られたポテトチップスが発売されます

2009年07月16日

神戸大学大学院農学研究科附属食資源教育研究センター (兵庫県加西市) で栽培されたジャガイモを原料としたポテトチップス「らんらんチップス うすしお味」が発売されます。

らんらんチップス

2007年夏に初めて販売され、一般的なポテトチップスよりも高価格だったにもかかわらず、好評をいただき、今年も販売されることとなりました。カルビー湖南株式会社 (滋賀県) の工場で、ジャガイモそのものの味を生かすため通常のポテトチップスよりも低温で長時間揚げ、丁寧に作られました。

原料となるジャガイモは、北海道農業研究センターで開発された「らんらんチップ」というポテトチップ用新品種で、卵形をしていることとポテトチップス用であることを示す名前がつけられています。「らんらんチップス うすしお味」は、同センター職員と学生が栽培・収穫したジャガイモ「らんらんチップ」を使用して製造し、主に近畿エリアで発売するという、まさに地産地消の商品といえます。

収穫の様子

神戸の異人館をイメージしたパッケージには、「神戸大学農場産じゃがいも使用」と書かれています。価格は3袋入1箱350円前後で、神戸大学生活協同組合と京阪神地区のいかりスーパー23店舗で7月20日 (月) 前後から1万800個を販売する予定です。

また、神戸大学生協では、「らんらんチップ」を原材料に使用したサンドイッチを7月27日 (月) から31日 (金) の間販売します。

(食資源教育研究センター)