神戸大学

人間発達環境学研究科が兵庫県立美術館と相互協力協定を結びました

2009年07月27日

神戸大学大学院人間発達環境学研究科 (発達科学部) は7月17日、兵庫県立美術館と相互協力に係る協定を結びました (写真。左が靑木務研究科長、右が中原佑介館長)。これまで兵庫県立美術館の学芸員による出前授業や、本研究科企画によるダンス・パフォーマンス企画などの連携事業を実施してきたところですが、更に相互の連携・協働を進め互いの活動を多様なものにするとともに、美術や芸術などの表現領域を中心とした地域への文化サービスをより充実させていくことで、この度基本的に合意しました。

左が靑木務研究科長、右が中原佑介館長

国立大学法人における美術館との連携・協働の実施は本例で2例目であり、美術館側からの学生・教職員の研究・教育活動に必要な機会を提供することや、相互に調査研究・活動に協力することなど、これからの具体的な内容に期待が持たれるところです。

当面の活動としては美術館側の特別展・コレクション展ごとに本学の大学院生・学生を対象としたレクチャーを実施したり、今秋に開催される「神戸ビエンナーレ」の期間中に人間表現学科を中心とした学生による群舞 (ダンス・パフォーマンス) の発表の場を美術館側に設定したり、また大学教員と学芸員による「美術鑑賞」についてのレクチャーやワークショップなどを美術館で開催し、互いの鑑賞教育力向上を目指すなどの事業を予定しています。

(人間発達環境学研究科)