神戸大学

エジプトの大学と学術交流協定を締結しました

2009年07月29日

エジプト・アラブ共和国高等教育科学研究省のモハメド・ギャーブル次官 (写真前列右から3人目) が7月16日、神戸大学を訪問し、カイロ大学との大学間学術交流協定、アル-アズハル大学理学部及びアシュート大学理学部と神戸大学農学部・大学院農学研究科との部局間学術交流協定に署名しました。また、カイロ大学経済政治学研究科と本学の国際協力研究科の間で、修士レベルにおけるダブルディグリープログラムに関する覚書も、ギャーブル次官が証人となって交わされました。

調印式には、福田秀樹学長 (写真前列左から3人目)、中村千春理事・国際交流担当副学長、内田一徳農学研究科長、五十嵐正博国際協力研究科長他、また、カイロ大学経済政治学研究科から、アリア・エル・マフディ研究科長、アハメド・ファルーク・ゴネイム准教授が出席しました。

調印後の懇談においてギャーブル次官は、本学に留学しているエジプトの学生から、本学の修業環境はよく、充実した勉学生活を送っていると聞いており、感謝している、と述べました。さらに、今後も引き続き学生を本学へ派遣するとともに、博士課程の学生の共同養成に力を入れて行きたいと考えており、本学の教員をエジプトの大学へ招きたい、との意向も示しました。また、この度のようにエジプトと日本の大学の間で協定を締結することによって、両国間の学術交流を一層促進し、人材の育成に努めたいと話しました。

神戸大学には現在エジプトから10名の学生が留学しており、この度の協定締結を契機に、今後同国からの学生が増えることが期待されます。

エジプト・アラブ共和国高等教育科学研究省

(国際交流推進本部)