神戸大学

キャリアカフェ「One Step Forward Together! 保健学研究科とあなたの“研究への情熱”を“カタチ”にするコツ&支援」を開催しました

2009年08月27日

8月24日に、男女共同参画推進室と保健学研究科、兵庫県立男女共同参画センターとの共催で第5回キャリアカフェを名谷キャンパスで開催し、学内外から34名が参加しました (写真)。

第5回キャリアカフェ

今回のショートトークは、保健学研究科講師中山貴美子氏による「私のワークライフバランス-実践知と学問知、夢をカタチに-」、バイオシグナル研究センター教授齋藤尚亮氏による「キャリアアップ.まず自分にできること!」、お茶の水女子大学教授古川はづき氏による「“9時-5時業務でも世界的水準の研究業績を!”に必要なもの-研究に対する想い、子どもに対する想い、そして・・・職場の理解と支援-」というテーマで、それぞれが研究と生活の両立について語りました。

子どもとの時間もしっかりと持ちたい男女の研究者が、優れた仕事を続けるためのヒントになる、「タイムマネジメント」「職場のパートナー選び」「サポートの得方」などの視点が披露されました。また、科学技術振興調整費女性研究者支援モデル育成事業で実施している研究者支援員制度の利用経験と成果、課題についても紹介されました。

参加者からは、「男性は女性が抱えている問題になかなか気づかないので、両者の相互理解が必要だと感じた」「グループートークで、男性の意見を数多く聞くことができ参考になった」「時間の使い方を含めて、研究に対する向き合い方を改めて考える機会になった」といった感想が聞かれました。

閉会にあたって、石川保健学研究科長が「ざっくばらんな対話を推し進めることで、すべての研究者がメリットを享受できる支援を研究科全体で考え、実現を目指す」と挨拶しました。また、今回のキャリアカフェは通常カフェよりも男性教員の参加率が高く、保健学研究科全体の意識の高さがうかがえました。

次回のキャリアカフェは11月中頃に開催予定です。

(男女共同参画推進室)