台湾の国立成功大学から8月27日、宋鎮照国際政治経済研究所長 (写真左から3人目) をはじめとする一行が、中村千春理事・副学長 (国際交流担当、同中央) を訪問しました。懇談には、五十嵐正博国際協力研究科長、野谷啓二国際文化学研究科教授、坂元茂樹法学研究科教授も加わりました。

今回は、学生交流・教員交流・共同シンポジウムの開催について、情報及び意見交換しました。成功大学は、現在ベトナム・マレーシア・パキスタン・韓国・南アフリカ・インドネシア等から留学生を受け入れています。英語コースもあり、奨学金を付与し、宿舎に関しても完備されているといいます。本学については特に、国際協力研究科のダブルディグリーやサンドイッチプログラム、英語コースに興味を持たれ、国際文化学研究科、法学研究科も含め、政治経済学など社会科学系でより良い関係を築いていきたいとの意向を示されました。

成功大学は1931年に設立された歴史ある大学で、9学部、9研究科に学生数約21,000人を有する総合大学です。留学生も年間500人受け入れていますが、残念なことに神戸大学からの留学生がいません。日本語の勉強をしている学生も多くいることから、今回の訪問で交流の契機を見いだしていくことが確認されました。