神戸大学

新型インフルエンザA/H1N1に関する対応について

2009年09月01日

インフルエンザを防ぐため、学生や教職員に具体的に指示し、呼びかけます

新型インフルエンザの流行拡大が懸念されるため、神戸大学は9月1日、当面の対応を定めた「新型インフルエンザA/H1N1に関する対処方針」を決めました。これに基づき、学生や教職員のみなさんに「予防」「発症」「学外実習」「課外活動」「アルバイト」「寮生の場合」など具体的な項目について、下記のように指示や呼びかけをします。

感染拡大や集団感染を防ぐには、一人一人の取り組みが何よりも大切であることを理解し、きちんと対応するようお願いします。


神戸大学の学生並びに教職員のみなさんへ
神戸大学長 福田 秀樹
新型インフルエンザ対策本部長 横野 浩一

新型インフルエンザA/H1N1に関する対応について

新型インフルエンザが全国的な流行期に入り、本学においても、A型インフルエンザや新型インフルエンザと診断される方が増えています。この時期、A型インフルエンザと診断された方の多くは新型インフルエンザと考えられます。

また、インフルエンザかどうかの検査も確実なものではなく、感染拡大や集団感染を防ぐためには、風邪症状 (発熱、鼻汁や鼻閉、咽頭痛、咳、頭痛、倦怠感、体のふしぶしの痛み等) がある時には新型インフルエンザの可能性を考えて行動することが大切です。

新型インフルエンザやA型インフルエンザと診断された時だけでなく、風邪症状がある時は
  • (1) 登校・出勤せず、担当課 (学務部学生生活課、総務部人事課、または各部局の教務学生係・総務係) と保健管理センターに連絡し、自宅療養してください。
  • (2) 療養期間は発症した日の翌日から7日を経過するまで又は解熱した日の翌々日までとしますが、それを過ぎても風邪症状が続く場合は全ての症状が完全に消失するまでとしてください。
  • (3) 自宅療養期間中は他の人にうつさないよう外出を控え、食料の確保や医療機関への受診等やむを得ず外出する場合は、マスクの着用や咳エチケットに努めてください。
    課外活動やアルバイトにも行ってはいけません。
  • (4) 自宅療養期間中に実施される実習や試験等の代替措置については各部局の教務学生係や指導教員に相談してください。
登校・出勤してから風邪症状が出た時は

速やかに帰宅し、自宅療養してください。また、 症状が強い場合には医療機関を受診してください。

風邪症状を有する方と接触のあった方については

登校・出勤前の体温測定など、健康状態のチェックを徹底してください。特に、家族が発症者となった場合 については、それに加えて接触後1週間、マスクを常時着用してください。

学外実習への参加に当たっては
  • (1) 当日の朝の健康状態をチェックし、風邪症状のある方は実習に参加してはいけません。(当日の朝に2回以上体温を測定し、37.5℃以上の場合は熱があると判断してください。また、37.5℃未満であっても、平熱より高い場合や、その他の風邪症状がある場合は実習に参加してはいけません。)
  • (2) 実習中に風邪症状が出た時は、指導教員に申し出て、ただちに自己の実習を中止してください。
    (それ以外の方については実習を継続できますが、健康状態のチェックをより一層徹底してください。)
  • (3) 風邪症状のある方が複数出た場合や、参加者の概ね10%以上となった場合には実習を中止します。
  • (4) 実習受け入れ施設等において新型インフルエンザA/H1N1に関する対処方針が定められている場合には、それに従ってください。
  • (5) 判断に迷う場合は保健管理センターに相談してください。
課外活動 (学内、学外) に当たっては
  • (1) 当日の朝の健康状態をチェックし、風邪症状のある方は活動に参加してはいけません。(当日の朝に2回以上体温を測定し、37.5℃以上の場合は熱があると判断してください。また、37.5℃未満であっても、平熱より高い場合や、その他の風邪症状がある場合は活動に参加してはいけません。)
  • (2) 課外活動中に風邪症状が出た時 は、学生生活課課外活動支援係に連絡の上、速やかに帰宅し、自宅療養してください。また、症状が強い場合には医療機関を受診してください。
    (それ以外の方については活動を継続できますが、健康状態のチェックをより一層徹底してください。)
  • (3) 風邪症状のある方が複数出た場合や、活動部員の概ね10%以上となった場合には当該課外活動団体の活動を一時中止します。
  • (4) 合宿中に風邪症状のある方が出た場合は、ただちに合宿を中止してください。
  • (5) 競技会等への参加に当たって主催者において新型インフルエンザA/H1N1に関する対処方針が定められている場合には、それに従ってください。
  • (6) 判断に迷う場合は保健管理センターに相談してください。
寮生に風邪症状のある方が出た時は

発症者が未発症者と同室にならないよう別室に移します。学生生活課学寮係に連絡してください。他の居室を含む全ての部屋の換気に努め、発症者と接触のあった方を含め、健康状態のチェックを徹底してください。

※ 何よりも一人一人の感染拡大や集団感染を防ぐための取り組みが大切です。
※ 日常の手洗い、うがいの励行、症状が出た場合のマスクの着用・外出の自粛、人に咳やくしゃみをかけない咳エチケットの徹底、講義室や部屋の換気等に努めてください。
【電話連絡先】
  • 学務部学生生活課
    • ・健康相談係 078-803-5219
    • ・課外活動支援係 078-803-5223
    • ・学寮係 078-803-5220
  • 総務部人事課安全衛生室 078-803-5148
  • 保健管理センター 078-803-5245