兵庫県下の大学・高専の産学官連携活動を一元化し、地域経済活性化に一層の貢献を図るため結成された「ひょうご神戸産学学官アライアンス」が9月4日、神戸国際展示場 (ポートアイランド) で「第2回分野別技術発表会」を開催しました。産業界や地域の産学官連携に携わる方が対象で、「健康・介護・福祉・医療」分野の研究成果を発表したほか、メッセージの発信や交流を行いました (国際フロンティア産業メッセ2009併催セミナーとして開催)。

中村千春アライアンス統括マネージャー (神戸大学理事・副学長・連携創造本部長) の挨拶の後、アライアンスに加盟する大学・高専の中から8名の研究者が健康・介護・福祉・医療をテーマとした研究成果を発表し、会場は100名近くの来場者でほぼ満席となりました。発表会後、国際フロンティア産業メッセ内に設置した展示ブースで、発表内容等について来場者から発表者に相談があったほか、盛んな意見交換が行われました。

アライアンスは、安全・安心な社会の実現という理念のもと、「健康」をテーマの1つとして掲げており、本発表会は地域の発展、イノベーションの創出に貢献するための貴重な発表・交流の場となりました。

なお、本アライアンスは文部科学省「産学官連携戦略展開事業戦略展開プログラム」の委託を受け運営されています。