人間発達環境学研究科の子育て支援施設「のびやかスペース あーち」が、神戸市の市民福祉奨励賞を受賞しました。9月16日に神戸市文化センター大ホールで開催された神戸市社会福祉大会で、同研究科の伊藤篤教授 (写真右から3人目) が代表して、矢田立郎市長から授与されました。

「あーち」は2005年9月、子育て支援をきっかけとした共生のまちづくりを目指し、神戸市の灘区役所旧庁舎に開設されました。約4年間にわたり、市内初の大学と行政の連携による大規模な子育て支援事業をおこない、子ども家庭福祉に多大な貢献をしたことが評価されました。

「あーち」は人間発達環境学研究科のサテライト施設として、学問的な視点から、地域拠点を利用した子育て支援事業の先駆的なモデル提示を続けています。伊藤教授は「今回の受賞は、サテライトにかかわっているすべての個人や団体への大きな励みになる」と、今後の運営や実践的研究への意気込みを語りました。