神戸大学

山口誓子基金の公開講演会を開きました

2009年10月14日

第21回山口誓子学術振興基金公開講演会を10月10日、神戸大学百年記念館六甲ホールで開催しました。木下資一実行委員長の開会の辞、武田廣副学長の挨拶に続き、山口明穂・東京大学名誉教授が「和歌の『てにをは』と俳諧の切字」と題して講演。約250名が聴講しました。

公開講演会

講演では、俳諧にとって重要な意味を持つ切れ字と和歌の「てにをは」について、国語学の観点から科学的に解明するとどのようなものが見えるかを、ユーモアを交えた例話などを引きつつ、お話いただきました。

同記念館1階の展示ホールでは、特別展示会が10月16日までの午前10時から午後4時まで開催されています (入場無料)。今年は「『天狼』創刊とその周辺」をテーマとし、誓子直筆資料、水原秋桜子、野尻抱影、西東三鬼などの初公開書簡・写真等を多数展示しています。

(研究推進課)