神戸大学

食資源教育研究センターで小学生が柿の収穫を体験しました

2009年10月15日

食資源教育研究センターで小学生が柿の収穫を体験しました

兵庫県加西市と神戸大学が連携した地産地消・食育推進の取り組みの一環として10月14日、加西市立九会小学校の3年生69人が、同市にある大学院農学研究科附属食資源教育研究センターで柿の収穫を体験しました。

子どもたちが収穫した柿は、果肉が緻密で果汁が多く、種がない平核無 (ひらたねなし) という品種です。農学部学生の指導のもと、楽しそうに収穫しました。

平核無はもともと渋柿で、渋を抜くととても甘くなります。子どもたちは収穫したばかりの柿と、二酸化炭素で約一週間脱渋した柿を試食し、味の違いを実感しました。さらに脱渋装置を見学し、センター教員の説明に興味深い様子で聞き入っていました。

食資源教育研究センターで小学生が柿の収穫を体験しました

なお、子どもたちが収穫した柿は脱渋した後、加西市の小中学校の学校給食に提供されます。食資源教育研究センターは、柿以外にも梨やキャベツ等の農産物を同市の学校給食に提供しており、今後も連携して、学校給食の場で食育の推進を図ることにしています。

(食資源教育研究センター)

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