神戸大学

包括協定を結ぶ兵庫県小野市の好古館で地域展が始まりました

2009年11月04日

兵庫県小野市の市立好古館 (歴史系博物館) で10月31日、地域展 (秋季特別展)「大地に刻まれた歴史 ―来住地区の古代・中世―」が始まりました。

包括協定を結ぶ兵庫県小野市の好古館で地域展

神戸大学と小野市との間では、平成17年1月、社会文化に関する包括協定が結ばれています。それ以来、生涯学習教育や文化遺産の活用事業、学生のインターンシップなどの面で、相互協力する連携事業がすすみ、今年度の地域展もその成果の一つです。

地域展は毎年小野市内の特定地域を対象に選び、大学・行政・地域の人々が一体となり、それぞれの地域歴史文化の掘り起こしや、地域遺産を通じたまちづくりをめざす、全国的にもたいへん珍しい展示会となっています。今年は、市内西南部にある来住 (きし)町の古代・中世の歴史がテーマになりました。会場内には、好古館の学芸員や本学の人文学研究科地域連携センターが協力し、来住地区の子どもたちが主役となって調べ上げた「私たちが調べた来住地区の歴史」の展示コーナーも設けられています。

10月31日のテープカット式には、蔭山茂小野市教育長 (写真左から3人目) や奥村弘地域連携推進室長 (同右から2人目) のほか、子どもたちの代表も出席し、「子どもたちを主役とする地域展」にふさわしい開会式となりました。

地域展の会期は12月13日まで。開館時間は午前9時30分~午後5時。月曜休館 (祝祭日を除く)。入館料は高校生以上300円。詳細は小野市立好古館のホームページをご覧ください。

(人文学研究科地域連携センター・坂江渉)