神戸大学

チベットの未踏峰に登頂した登山隊が無事に下山しました

2009年11月16日

中国・チベット自治区にある崗日嗄布 (カンリガルポ) 山群の未踏峰、KG-2 に初登頂した神戸大学・中国地質大学 (武漢) 合同学術登山隊は、全員無事に下山し、11月13日に拉薩 (ラサ) に戻りました。

神戸大学農学研究科内の学術登山隊実行委員会 (山形裕士教授研究室) に届いた連絡によると、登頂した隊員が携行したGPSでKG-2の高度を測定したところ、これまでの推定標高 (6,708m) より約100m高い6,805メートルであることが分かりました。登山隊はまた、頂上で神戸大学旗を広げる近藤昂一郎隊員 (写真) など、7日に日本側隊員2人が登頂した様子を伝える写真を送ってきました。

一行は武漢の中国地質大学で開かれる祝賀会などに出席した後、27日に帰国する予定です。12月26日には農学研究科C101教室で、報告会が開かれることになっています。

(学術登山隊実行委員会本部)

写真集