神戸大学

「青野原俘虜収容所展 in Tokyo」の開会式を催しました

2009年11月16日

再現演奏会の様子

神戸大学と兵庫県小野市の地域連携事業の成果を公開する「青野原俘虜収容所展 in Tokyo 2009」の講演会・再現演奏会と、資料展示会の開会式を開催しました。

講演会・再現演奏会は11月7日午後5時から、東京都のドイツ文化会館・OAGホールで開催しました。まず、大津留厚・人文学研究科教授、岸本肇・名誉教授 (現・東京未来大学教授)、ヘルムート・ヘードル氏の3人が、俘虜収容所をめぐって講演。続いて、収容所で俘虜たちが開いていた音楽会の再現に移り、小野市と同様に俘虜収容所があった千葉県習志野市の「町の音楽好きネットワーク」による演奏・歌唱と、神戸大学交響楽団有志による演奏 (写真上) がありました。ほぼ満席の200名近い入場者が、俘虜たちが異国の地で奏でた音楽に耳を傾けました。

講演会の様子

資料展示会の開会式は、主催者である神戸大学、小野市及びオーストリア大使館の関係者が集まり、11月11日午後6時半から、オーストリア大使館内オーストリア文化フォーラムで開きました。オーストリア大使館文化担当参事官のミヒャエル・ハイダー氏 (写真下、右から2人目)、小野市教育長のかげ山茂氏 (同3人目)、本学地域連携担当の中村千春理事 (同1人目) による挨拶の後、大津留教授による展示品説明が行われました。その後、関係者はドイツワインを飲みながら懇談しました。

資料展示会は開会式と同じオーストリア文化フォーラムで、11月21日まで開催します。(11:00~18:00、日曜休館、11月21日のみ13:00終了)

(研究推進課)