神戸大学

韓国の畜産農家が食資源教育研究センターを見学しました

2009年11月27日

韓国の慶尚南道農業技術院韓牛班の一行が11月25日、兵庫県加西市の神戸大学大学院農学研究科附属食資源教育研究センターを訪問しました。日本の農業技術を体験する研修の一環として、日本の畜産の現況や牛肉の生産技術等について理解を深めることを目的としたもので、17名の畜産農家等が参加しました。

韓国の畜産農家が食資源教育研究センターを見学しました

同研修ではまず、センターの大山憲二准教授が講義で、センターの概要、黒毛和種の育種に関連した研究成果、和牛の特徴、日本での枝肉の格付等について説明しました。その後、参加者達は本多健助教の案内で牛舎を見学し、牛の飼育方法、飼料等について説明を受けました。

約2時間半にわたる研修の間、参加者達はメモを取りながら教員の説明に熱心に聞き入り、活発な質疑応答・情報交換も行われました。

なお研修には、来年1月から同センターに受託研究員として受け入れ予定の韓京大学校研究員チョン・グンジョン氏も通訳として加わり、進行を補助していただきました。

(食資源教育研究センター)

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