「西国街道」のモニュメントが人文学研究科地域連携センターの協力で完成し、12月21日、神戸市中央区元町通4丁目の「こうべまちづくり会館」前に設置、公開されました。

西国街道は江戸時代に九州と近畿地方を結んだ幹線道路で、現在の「元町通り」はその一部に当たると考えられています。その縁で今年10月、本学経済学部の教員を通して神戸元町商店街連合会 (みなと元町タウン協議会、奈良山喬一会長) から人文学研究科地域連携センターに、歴史モニュメント設立への協力要請がありました。

センターではこれを受け、たいへん短い期間でしたが、関係する研究スタッフや教員がモニュメントの文案作りに協力しました。モニュメントには、元町商店街のいわれや西国街道との関わりについて記した文章や、江戸時代と明治時代の周辺地図が付けられています。