神戸大学

西塚泰美博士講演記録 (DVDと冊子) が寄贈されました

2009年12月25日

西塚泰美博士講演記録「Selected Lectures of Dr.Yasutomi Nishizuka」が12月25日、シスメックス株式会社から神戸大学に寄贈されました。

西塚泰美博士講演記録

西塚博士は神戸大学で生命活動に重要な役割を果たす蛋白質リン酸化酵素PKCを発見・研究し、その成果により文化勲章、ラスカー賞はじめ多くの栄誉に輝きました。また第11代学長として、本学の発展に貢献しました。2004年の逝去から5年を経て、学長退任後に名誉顧問を務めたシスメックス株式会社が、学術資料のうち講演映像記録4件のDVD化を行い、教育等の資料として発行しました。

講演記録は本学特別会議室で、家次恒同社社長 (写真左) から福田秀樹学長 (同右) に寄贈されました。瀧澤栄治附属図書館長や、講演記録の編集を担当した吉川潮教授 (自然科学系先端融合研究環バイオシグナル研究センター) と山村博平名誉教授 (兵庫県立健康生活科学研究所長) が同席しました。福田学長は「貴重な講演記録をデジタル化保存していただきありがとうございます。教育資料として活用させていただきます」と感謝の言葉を述べました。

西塚泰美博士講演記録

講演記録はDVD4点 (各80~120分) と冊子1点 (英文と和文による説明) から成ります。DVDには海外で英語により行われた学術講演2件と国内での一般向け講演1件、そして2004年に本学大学院生を対象に行われた最終の講義が個別収録されています。

今回、寄贈を受けた20部は、附属図書館の本館や各館 (分館・館室) に配置され、希望する教員や学生に公開されます。