神戸大学

新設の大学院システム情報学研究科が学生募集を始めます

2010年01月08日

神戸大学に4月1日、大学院システム情報学研究科が設置されるのに伴い、最初の学生を募集します。博士課程前期課程、博士課程後期課程とも、1月8日から募集要項の配布を始め、出願は2月8日からです。

大学院システム情報学研究科は、大学院工学研究科情報知能学専攻の改組により設置されます。博士課程前期課程及び博士課程後期課程は、システム科学専攻・情報科学専攻・計算科学専攻の3つの専攻によって構成されています。

博士課程前期課程を修了した学生は、修士 (システム情報学) 又は修士 (工学) の学位を取得できます。また、前期課程・後期課程に渡る一貫的教育を行う博士課程である「計算科学インテンシブコース」を修了した学生は、博士 (計算科学) の学位を取得できます。

博士課程後期課程を修了した学生は、博士 (システム情報学)、博士 (工学) 又は博士 (学術) の学位を取得できます。また、計算科学専攻の「計算科学インテンシブコース」を修了した学生は博士 (計算科学) の学位を取得できます。

アドミッション・ポリシー

システム情報学研究科では、システム科学、情報科学、計算科学の各専攻分野を柱として、システム情報 (自然から工学、社会までの広範なシステムに内在する意味のある情報をいう) を核に、新たな知識・価値の創出を目指す新しい学問領域の創成・展開を図るとともに、これに貢献する豊かな創造性と国際感覚を有する人材を養成するための教育研究を行います。このため、工学系、情報系の学部においてシステム技術、情報技術、計算技術などについて学んだ者だけでなく、これらの技術を理学系の各専門分野をはじめ、医学系や、さらには人文科学系、社会科学系の領域において応用・展開することに強い興味と意欲を持つ者も積極的に受け入れます。特に、高い独創性と発想力、論理的思考能力を備え、新しい「システム情報学」を開拓し、その進展に向けて強い情熱を持つ者を大いに歓迎します。多様なバックグラウンドを持つ学生を、日本国内はもとより海外から受け入れることを積極的に行うため、一般入試に加えて、特別推薦入試や外国人留学生特別入試を実施します。

(システム情報学研究科設置準備委員会)