神戸大学

阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼しました

2010年01月15日

阪神・淡路大震災から15年。神戸大学では1月15日、学内2カ所の慰霊碑前で、犠牲者を追悼する催しが開かれました。

福田秀樹学長

神戸市灘区六甲台町の六甲台キャンパスでは午後零時半、十人ほどのご遺族と、福田秀樹学長 (写真上) ら約150人の教職員・学生が、本館前庭の慰霊碑前に参列。1分間の黙祷の後、一人ずつキクを慰霊碑に献花し、手を合わせました。寒波がわずかにやわらぎ、明るい日差しのなか、献花の列が長く続きました。

東灘区深江南町の海事科学部 (旧神戸商船大) キャンパスでは午後零時半、練習船「深江丸」の汽笛が鳴るなか、事務棟北側の慰霊碑に約50人が黙祷。続いて、石田廣史理事や制服姿の学生自治会代表 (写真下) らが、次々と献花しました。

慰霊碑前

1995年1月17日早朝に起きた大震災では、神戸大学生39人 (うち留学生7人)、職員2人の計41人が亡くなりました。神戸商船大学では、学生5人 (うち留学生1人)、研究員1人の計6人が犠牲になっています。今年の17日は大学入試センター試験の会場になり、関係者以外は立ち入りできないため、追悼の日程を早めました。