留学生奨学金「山岸八郎 (フジッコ) 奨学基金」の平成22年度の奨学生3人が決まり、1月20日に認定証書授与式が開催されました。

この奨学金は、本学の卒業生で、食品会社「フジッコ」の創業者である山岸八郎会長の神戸大学基金へのご寄付により、平成20年度にスタートしました。初年度は3人、本年度は2人の私費留学生が奨学生として採用されています。

授与式は神戸・ポートアイランドのフジッコ本社で開かれ、奨学金を受ける留学生3人とフジッコ株式会社及び神戸大学関係者が出席しました。冒頭の挨拶で、山岸会長 (写真前列左から3人目) から留学生を励ます言葉をいただきました。続いて本学の中村千春理事 (国際交流担当、写真前列左端) が、神戸大学の国際化戦略について概要を説明するとともに、本奨学金や種々の支援に対してフジッコ株式会社に感謝の言葉を述べました。その後、留学生一人ずつに山岸会長から認定証書が授与され、記念撮影しました。

フジッコ本社見学後の昼食懇談会では、留学生が本奨学金により勉学に専念できる喜びや将来の抱負を語り、優秀な成績で大学院博士課程前期課程を修了することを誓いました。また、中国出身の幹部社員が、留学生としての経験や奨学財団を通しての交流等を披露しました。