ドイツ連邦共和国のシュタンツェル駐日大使 (写真右) は、メイファン・シュタンツェル夫人、シュテファン・ビーダーマン副総領事とともに1月26日、福田秀樹学長と中村千春理事・副学長を表敬訪問しました。
冒頭、福田学長は、本学とドイツの大学や研究機関との交流が拡大していること、さらには今後もドイツ・欧州との交流を一層活発化する方針であることについて説明しました。一方、シュタンツェル大使からは、神戸大学のドイツ・欧州を中心とする国際交流について謝意表明があった他、大使ご自身と日本との関係について紹介がありました。
その後、大使一行は神戸外国倶楽部に移動し、神戸日独協会とEUインスティテュート関西共催による講演会で「ドイツとEU、リスボン条約は何をもたらすか」について、枡田義一国際文化学研究科教授 (神戸日独協会副会長) の司会の下、分かりやすく説明しました。大使によれば、リスボン条約が発効したことにより、EUは統合に向けて新たな段階に移ったとのことであり、その内容の深さに参加者一同大いに刺激を受けました。