神戸大学は、9月3日 (金) に福田学長、中村国際交流担当理事らが出席して神戸大学ブリュッセルオフィスのオープニングセレモニーを同オフィスで開催しました。セレモニーには、ベルギー主要6大学 (ヘント大学、ブリュッセル自由大学 (蘭語系)、ブリュッセル自由大学 (仏語系 (欠席))、ルーヴァン・カトリック大学 (蘭語系)、ルーヴァン・カトリック大学 (仏語系)、アントワープ大学) の学長、副学長、横田在ベルギー日本国特命全権大使、在ベルギー日本企業関係者等の来賓27名が参加しました。セレモニーの冒頭において、福田学長は、「ヘルマン・ヴァン・ロンプイ欧州理事会議長を表敬訪問した折、今後、もっと多くの神戸大学、日本の学生諸君が、ヨーロッパに来て学んで欲しいと、期待を込めて、強いエールを送っていただいたことや、今回の神戸大学ブリュッセルオフィスは、この神戸大学の教育研究の理念に基づき、ヨーロッパの諸大学・研究機関との国際連携による教育研究の推進に寄与することを設置目的としている」と述べました。

続いて、横田淳在ベルギー日本国特命全権大使からオフィス開所にあたり祝辞をいただきました。また、本学の協定校であるヘント大学のPaul Van Cauwenberge学長から「EUの高等教育は広く開放されており、多様性がある。神戸大学ブリュッセルオフィスが設置されるに伴い、神戸大学における教育研究もさらに大きな展望を持つことになるであろう。」と祝辞がありました。セレモニーにおいては、ブリュッセル自由大学 (蘭語系) と学術交流協定を調印し、Paul De Knop同大学学長から、「世界はグローバル化しており、我々もグローバルな市民である。今後、神戸大学ブリュッセルオフィスとブリュッセル自由大学 (蘭語系) は隣人という枠を超え、共に協力する仲間となっていくことを期待する。」との言葉がありました。

福田学長と中村国際交流担当理事らは、神戸大学ブリュッセルオフィスの設置を記念するオープニングセレモニーに先立ち、9月2日 (木)、4月に来学講演されたヘルマン・ヴァン・ロンプイ欧州理事会議長 (EU大統領) を表敬し、引続き、在ベルギー日本国特命全権大使、欧州委員会研究総局長、欧州連合日本政府代表部特命全権大使、欧州委員会教育・文化総局高等教育局長を表敬訪問しました。今後、2011年3月4日にブリュッセルにおいて神戸大学ブリュッセルオフィスオープニング記念国際シンポジウム(仮称)を開催するなど、欧州との教育研究におけるより一層の連携を推進していきます。