国際協力研究科が2010年10月8日、韓国の高麗大学国際大学院との間で大学院教育連携に関する協定に調印しました。これまで、高麗大学との交流関係は存在していませんでしたが、国際協力研究科の「三極連携による複数学位共同教育プログラム」によるアジアでの連携体制強化のため、本研究科の木村幹教授を通じて、韓国有数の国際関係専門大学院である国際大学院を有する高麗大学と協定を締結しました。これによって、修士課程における日韓間でのダブルディグリープログラムや、博士課程におけるサンドイッチプログラム等の実施が可能となりました。また教員の相互派遣制度についても協定を締結しました。これにより、互いに国際協力・国際開発の教育において連携を深めることに合意しました。
今回、協定調印のために、五十嵐正博・国際協力研究科長と田中悟・同研究科助教が高麗大学国際大学院へ赴き、パクインウォン大学院長と五十嵐研究科長の両名が協定文書に署名いたしました。またその場では、パク大学院長をはじめとする4名の高麗大学教員ととともに、互いの大学の国際化について意見交換がなされました。