神戸大学

ロンドン大学東洋アフリカ研究学院長が神戸大学を訪問しました

2010年11月25日

ロンドン大学東洋アフリカ研究学院長が神戸大学を訪問しました

11月5日、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院 (SOAS) のポール・ウェブリー学院長 (全体写真前列右から2人目) がアンガス・ロキヤー同学院日本研究センター長 (同写真前列右端) とともに福田学長を表敬訪問されました。

懇談には、石田廣史理事・副学長、釜谷武志人文学研究科長、阪野智一国際文化学研究科長、五十嵐正博国際協力研究科長、高橋裕法学研究科教授、柳川隆経済学研究科教授、四本健二国際協力研究科教授も出席しました。

懇談の冒頭で、福田学長から、SOASと神戸大学とは2007年に大学間学術交流協定を締結して以来、順調に学生交流が行われていること、また2009年には国際協力研究科においてダブルディグリープログラムに関する覚書が交わされるとともに、神戸大学の若手研究者養成のパートナー校となっていただいていることに対する謝辞がありました。ウェブリー学院長からは、神戸大学とは研究者間の交流を基盤とした大学院生、若手研究者の共同養成において協力を強化し、その一環として世界で活躍することを見据えた学生にとって価値があるダブルディグリープログラムを他の分野にも拡大していきたい、との意向が示されました。加えて、単一の分野に限らず、広い視野にたった学際的な研究と、これまでの2国間ではなく、複数国の機関間で協力し、若手研究者に国際的な経験を与えたい、との考えがウェブリー学院長から示されたのを受けて、五十嵐国際協力研究科長から神戸大学で既に取り組んでいる多極的教育研究プログラムが紹介されました。今後も両大学間において研究交流を基盤とした国際的な人材育成を一層進めていくことが確認されました。

ロンドン大学東洋アフリカ研究学院長が神戸大学を訪問しました

懇談の後には、人文学研究科において、ウェブリー学院長による講演「東アジア共生社会の未来について」があり、人文学研究科及び国際協力研究科の大学院生と若手研究者が出席し、活発な意見交換が行われました。

(国際企画課)