4月15日にリニューアルオープンした神戸北野美術館で、「モンマルトルの丘の画家たち」展が開かれています。本展は、神戸北野・山本地区と友好提携しているフランスパリのモンマルトル地区との間の友好交流を記念して、モンマルトル地区にゆかりの深いロートレック、ダリ、スパッツなどの作品が紹介されています。本展の一角には、人文学研究科に寄贈された北野村 (現神戸市中央区北野・山本地区) の絵図や古文書・写真などを展示したコーナーも設けられ、同地区の江戸時代の歴史についても触れられるよう工夫されています。

連休中の4月29日には、矢田立郞神戸市長も見学に訪れ、北野村の展示コーナーを担当した木村修二・人文学研究科地域連携センター研究員が、詳しい案内役をつとめました。また見学後には、人文学研究科地域連携センター担当の坂江渉も加わり、市長や同館オーナー浅木隆子氏など共に、北野村や神戸の歴史文化について親しく懇談しました。

北野村の原史料による展示は5月下旬まで開かれ、その後はパネル展に展示替の予定です (詳細は078-251-0581までお電話を)。入館時間は、毎日930-1700。入場料は大人500円、小学生300円です。