神戸大学

JICA研修員が神戸大学を訪問しました

2011年06月20日

6月13日、神戸大学農学研究科で実施中の独立行政法人国際協力機構 (JICA) 集団研修「植物保護のための総合防除」コースの研修員が、中村千春副学長・国際交流担当理事 (写真前列中央) を表敬訪問しました。

現在、農業を主要な産業とする途上国においては、病害虫被害を防ぎ持続可能な農業を実現するために、総合防除による病害虫管理のための包括的アプローチが不可欠となっています。平成5年から農学研究科で実施されている本研修プログラムは、日本における総合防除の取組みを学び、各国の気候条件や経済・社会システムに適した防除システムを計画・実践できる人材の育成を目指しています。今年度は、フィジー、ケニア、ミャンマー、スリランカ、タイ、ウルグアイ及びスーダン7カ国11名の専門家や研究員が参加しています。

懇談には農学研究科の竹田真木生教授 (同後列左から4人目) も加わり、研修員からの自己紹介の後、中村副学長から神戸大学について説明が行われました。

研修員は今週から約3ヶ月間本学で講義を受け、実習を行う予定です。彼らが本プログラムを通して新たな知識・技術を身につけ、母国で大いに活躍することが期待されます。

JICA研修員が神戸大学を訪問しました

(国際企画課)