神戸大学

ひょうご神戸産学学官アライアンスの総会と講演会を開催しました

2011年06月23日

ひょうご神戸産学学官アライアンスの総会と講演会

兵庫県下の大学・高専の産学官連携活動を一元化し、地域経済活性化に一層の貢献を図るため結成された「ひょうご神戸産学学官アライアンス (以下、「アライアンス」)」は、文部科学省「イノベーションシステム整備事業 (大学等産学官連携自立化促進プログラム【機能強化支援型】)」の助成を受け運営されており、6月17日現在で、大学・高専21校、助言や活動支援を行う支援機関17機関が加盟しています。4年目となる今年度は平成25年度以降の補助終了後の在り方も検討しつつ、より一層地域経済に貢献できるように活動を進めています。

この度アライアンスは6月17日、神戸市勤労会館にて「平成23年度総会」及び「地域産学学官連携講演会」を開催しました。

総会では、平成22年度の事業報告が行われたほか、平成23年度の事業計画や役員の選任等について審議が行われ、満場一致で了承されました。なお、総会には委任状を含め38機関から41名の参加がありました。

ひょうご神戸産学学官アライアンスの総会と講演会 ひょうご神戸産学学官アライアンスの総会と講演会

総会終了後に「地域産学学官連携講演会」が開催され、約70名の参加がありました。講演会では、中村千春統括マネージャーの冒頭挨拶の後、文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課大学技術移転推進室長 橋爪淳氏から「産学官連携の政策動向」と題して、産学官連携の現状と課題、今後の展開について講演がありました。また、兵庫県立工業技術センター所長 北村新三氏から「アライアンスの産学官連携への提言」と題して、科学技術分野における日本の現状を諸外国と比較して解説され、同センターにおける産学官連携の取組の実例紹介や、本アライアンスへの提言を述べられました。

(研究推進部連携推進課)