神戸大学

JICA研修員が神戸大学を訪問しました

2011年06月24日

6月23日、神戸大学都市安全研究センターで実施中の独立行政法人国際協力機構 (JICA) 集団研修「都市地震災害軽減のための総合戦略 (A)」コースの研修員が、中村千春副学長・国際交流担当理事 (写真前列中央) を表敬訪問しました。懇談には都市安全研究センターの田中泰雄センター長 (同前列右から2人目) と大石哲副センター長 (同前列左から2人目) も同席しました。

都市防災専門家の育成と研修中に構築される世界的規模での人的ネットワークによる地震災害軽減戦略の共有と推進を目的とした本研修は、JICA兵庫国際センターと連携し、2004年度より毎年実施されています。今年度第一回目となる今回は、バングラデッシュ、中国、カザフスタン、ニカラグア、ペルー、トルコの6カ国から合計9名が参加しています。

懇談では、まず中村副学長が歓迎の挨拶を述べ、続いて都市安全研究センター設立の経緯についての説明を行いました。また、中村副学長は今回の東日本大震災についても言及し、防災に対して科学・技術が果たす役割の大切さについて話しました。自己紹介の際には研究員から各国・地域で特に被害をもたらす災害の種類とそれらの災害に対する防災事情の説明がありました。

研修員は、翌週、岩手県を訪れ被害状況の説明を受けた後、被災地の現状報告を行う予定です。本研修を通して、研修員が都市防災の分野において各国で大いに活躍されることが期待されます。

JICA研修員が神戸大学を訪問しました

(国際企画課)