神戸大学

東北地方太平洋沖地震被災者救援募金のお礼とご報告

本年3月23日に東北地方太平洋沖地震被災者救援募金へのご協力をお願いしましたところ、教職員及び学生の皆様はもとより卒業生、学生のご家族の皆様にもご理解ご協力を賜り誠にありがとうございました。

5月27日で募金を締め切らせていただき、皆様からお寄せいただきました8,506,047円の募金は、被災者の救援や被災地の復興に役立てていただくため、6月24日に日本赤十字社へ送金させていただきました。

謹んでお礼申し上げますとともに、ご報告させていただきます。

平成23年6月24日
神戸大学長 福田 秀樹

義援金について

東日本大震災の被災者支援や被災地復興に役立ててもらおうと、神戸大学が教職員や学生に呼びかけていた学内募金が、総計1942万円になりました。これまでに1091万余円を被災地にお送りしましたが、残りの850万6千円を6月24日、日本赤十字社に寄託しました。

学内では大震災の発生間もなく、大半の学部・研究科ごとに募金活動が始まりました。3月15日に開始した医学研究科はすでに、集まった募金を東北大学附属病院に送っています。人間発達環境学研究科は募金の一部で学用品を購入し、卒業生の縁でつながりのある宮城県石巻市内の小中学校に送りました。

こうした活動と並行して全学的には、金融機関に募金専用口座を開設したり事務室に募金箱を置いたりして、3月28日から5月27日まで募金を呼びかけました。募金口座には体育サークルや卒業生からも、多数の振込がありました。

学部・研究科ごとと、全学規模の募金を合わせると、24日現在で上記の総計1942万円になりました。

神戸大学は3月下旬、トラック2台分の支援物資を東北大学に送りました。4月末には学生ボランティア約50人が岩手県内で活動しましたが、往復する2台の貸し切りバスの費用は、卒業生や企業、学生保護者らの寄付を基にした「神戸大学基金」が負担しています。また、附属小学校は保護者を含む学校ぐるみで学用品を集め、被災地の学校に送りました。

阪神・淡路大震災を経験し全国から支援をいただいた大学として、本学は東日本大震災の被災地に、できる限り継続的な支援を続けることにしています。

(総務課)