神戸大学

神戸大学国内留学生同窓会in大阪を開催しました

2011年08月04日

今年で第3回目となる神戸大学国内留学生同窓会in大阪が、7月29日 (金)、大阪凌霜クラブにて開催されました。今回の同窓会は、神戸大学国内留学生同窓会 (KAN-J: Kobe University Alumni Net in Japan) が主催し、留学生センターが共催という形で実施しました。

神戸大学国内留学生同窓会in大阪を開催しました

今回は、同窓会の場を、神戸大学の同窓会として相応しい学びの場、知的ネットワークを構築・拡大する場として位置づけ、より有意義な会にしたいとの意向から、神戸大学理事/副学長・経営学研究科教授の正司健一先生をお招きし、正司先生のご講演と懇談会という2部構成としました。

馬浪氏 (平成17年・文化学研究科修了) の司会、神戸大学国内留学生同窓会会長の趙永健氏 (昭和63年・自然科学研究科修了) の開会の挨拶に続き、正司先生による「都市公共交通の運営について:欧米スタイルと日本スタイルの今後」と題したご講演が行われました。私たちが日ごろ当たり前のように享受している快適な「電車」は、世界に類を見ない高度なサービス、快適性であると改めて実感しました。参加者一同、正司先生の非常に興味深いお話に熱心に聞き入りました。ご講演終了後は、質問が続出し、参加者の関心の高さを表していました。

第2部の懇談会では、留学生センター副センター長の實平雅夫教授の挨拶に続き、神戸大学学友会元副会長の島一雄氏 (昭和19年・工学部卒) の乾杯の挨拶を受け、和やかな歓談が始まりました。会の中ほどでは、留学生センター顧問の瀬口郁子神戸大学名誉教授による海外ネットワークの紹介がありました。

今回の同窓会は、神戸大学留学生国内同窓会の主催、正司先生のご講演と懇談会の2部構成という新たな試みがなされましたが、従来通り、大阪凌霜クラブからの呼びかけによる留学生OB・OGと凌霜クラブの大先輩との交歓会が実現し、また、家族連れの卒業留学生の参加もあり、30数名の参加者を得て、非常に和やかなまた知的な交流会となりました。昨今では、神戸大学卒業後、日本国内での就職を望む留学生が増加する傾向にあります。今後も、神戸大学国内留学生同窓会の充実、海外同窓会の展開、そして学友会や凌霜会等との連携の推進を図り、国籍、専門を超えた神大卒業生のネットワークを拡充していきたいと思います。

(留学生センター)