神戸大学

高校生向け「公開授業」を開催しました

2011年08月10日

高校生向け「公開授業」を開催しました

神戸大学は、8月4日・5日の2日間にわたって「平成23度高大連携特別講義 (公開授業)」を開催しました。8月4日の「自然科学概論」は、理学部、工学部、農学部、海事科学部の教員による4講義、8月5日の「人文科学概論」は、文学部、国際文化学部、発達科学部の教員による3講義を開講。受講生はそれぞれ希望する日に受講することができ、なかには、自然科学、人文科学の両方を受講する方もいました。

各コースとも田中康秀副学長による開講の挨拶で始まり、プロジェクターを使ったパワーポイントによる画像や動画、レジュメなどの配付資料や、CDを使ったものなど、映像や音響を駆使して、わかりやすく工夫された授業が行われました。中には映画「もののけ姫」を題材に、映画内で描かれている作品世界を歴史学的に考察して、どのような時代背景や考え方が基となって登場人物達の行動につながっているのかなど、高等学校ではなかなか体験できないような講義に受講生達は熱心に聞きいっていました。

高校生向け「公開授業」を開催しました

受講生からは、「大学の講義の内容に触れることができた」「色々な分野の話を聞くことができ、視野が広がった」「自分が今まで考えたり、想像したりしたことのなかった話題ばかりで、とても新鮮だった」などの感想が寄せられました。

講義終了後の修了証書授与式では、全講義に出席した受講生に修了証書と記念品が授与されました。「自然科学概論」は申込者38名中32名、「人文科学概論」は申込者19名中15名の計47名が修了しました。 

(学務部教育推進課)