福田秀樹学長は、中国の北京大学、清華大学及び北京外国語大学を訪問しました。9月1日午前、福田学長、佐々木衞神戸大学中国事務所副所長 (JSPS北京研究連絡センター長)、釜谷武志人文学研究科長、海内保男国際部長は北京大学の李岩松副学長を表敬訪問しました。北京大学は1898年に"京師大学堂"として設立し、中国初の国立総合大学、及び最高教育行政機関となりました。国家重点大学のひとつであり、「世界大学ランキング2010-2011」では37位で、中国でトップの大学です。懇談では、まず李岩松副学長より訪問に対する歓迎の言葉に続いて、福田学長より歓迎への感謝の言葉及び学術交流の経緯について説明がありました。教員間の交流を促し、学術交流や学生交流につなげること、また中国事務所を利用した交流を盛り上げてほしいとの意向が示されました。

同日午後、福田学長一行は、清華大学の韓景陽副学長を表敬訪問しました。清華大学は1911年に"清華学堂"として設立し、北京大学と同じく国家重点大学のひとつで、工学系においては中国トップと言われています。懇談では、韓景陽副学長より歓迎の言葉を頂き、福田学長より防災分野を中心にこれまでの交流について説明するとともに、今後の発展について強い意欲を示しました。公共安全研究員や防災減災研究所の教員にも参加いただき、共同研究及び大学院生の共同養成を行い、教員交流や学生交流を行なうことを約束いたしました。

9月2日午後、福田学長、中村千春副学長・国際交流担当理事はじめ一行は、陳雨露北京外国語大学長を表敬訪問しました。北京外国語大学は中国国内で最高峰の外国語教育機関で、国家重点大学のひとつです。懇談では、陳学長より北京外国語大学70周年記念としてシンポジウム「現代日本サブカルチャーをめぐる現代中国との対話」を共催出来たことへの謝辞と歓迎の言葉をいただきました。これからも両大学において、全力で国際交流を推進していくことを約束しました。

福田学長、北京大学・清華大学・北京外国語大学を訪問また、8月31日午後、福田学長は神戸大学中国事務所及びJSPS北京研究連絡センターを訪問し、福田学長、北京大学・清華大学・北京外国語大学を訪問佐々木神戸大学中国事務所副所長・JSPS北京研究連絡センター長よりJSPS北京研究連絡センターの学術振興や他大学との国際交流について説明を受けました。さらに、9月3日午後、圓苑酒家にて第21回北京同窓会 (会長:川崎一彦氏) が開催され、福田学長はじめ大学関係者14名、徐一平神戸大学中国総代表を中心に17名の同窓生が参加し盛会のうちに挙行されました。