独立行政法人国際協力機構 (JICA) の集団研修「都市地震災害軽減のための総合戦略 (B)」コースの研修員が10月3日、中村千春副学長・国際交流担当理事 (写真前列中央) を表敬訪問しました。

訪れた研修員はアゼルバイジャン、チリ、コロンビア、パキスタン、パレスチナ、フィリピン、ベネズエラ、中華人民共和国の計11人で、この日から神戸大学都市安全研究センターで研修しています。懇談にはJICAから、JICA兵庫の伊禮英全所長 (前列右端)、国際防災研修センターの松下文彦主任調査役 (同左端)、財団法人日本国際協力センター (JICE) の 西田智子研修監理官 (後列左端)、また都市安全研究センターから田中泰雄センター長 (前列左から2人目) と林泰造特命講師 (後列左から2人目) が同席しました。

懇談では、まず中村副学長が研修員に歓迎の挨拶を述べ、都市安全研究センターの果たす役割と防災の重要性について話しました。続いて、伊禮JICA兵庫所長が研修の受入に感謝の意を述べられました。このあと各研究員が自己紹介し、最後に代表者が、研修で多くのことを習得したいと意気込みを語りました。

この研修は、JICA兵庫国際センターと連携し、2004年度より毎年実施しています。都市防災専門家の育成と、研修中に構築される世界的規模での人的ネットワークによる地震災害軽減戦略の共有と推進を、目的としています。今回は、今年度2回目の研修にあたります。