海外留学フェアは、留学生センター主催で年4回行っておりますが、秋のフェアは国際交流推進本部との共催で神大会館六甲ホールにて学外の機関の協力のもとに1年で最も大きな規模で開催しております。今年度は、日米教育委員会 (フルブライト・ジャパン)、ブリティッシュカウンシル、CampusFrance (フランス政府留学局・日本支局)、駐神戸大韓民国総領事館・神戸韓国教育院、国際教育交換協議会 (CIEE) という、これまでで最も多くの学外機関からの協力を得ました。

今年度は、各国ブース等の参加が多いことを反映して、全体の説明会ではなく各国留学のセミナー等を少人数でそれぞれのブースで複数回行うことにしました。今回は春のフェアとは異なり、基礎的な説明会は省略して、ある程度留学の知識を備えた学生を対象としたものとなりました。

アメリカ留学 (日米教育委員会)、英国留学 (ブリティッシュ・カウンシル)、フランス留学 (CampusFrance)、韓国留学 (駐神戸大韓民国総領事館)、中国留学 (留学生センター黒田准教授)、TOEFL iBT概要 (CIEE) についてのセミナーが同時進行で行われました。少人数で行われたせいか、ほぼ全員が熱心に聞き入っていた様子でした。各部局による交換留学、国際部留学生課・国際交流推進本部による全学協定の交換留学についてのブースを開きました。とりわけ国際部のブースでは、海外留学プログラムについて、交換留学のメリットから、夏期の短期のプログラムやインターンシップに至るまで、その概要説明を行いました。

留学体験者のコーナーには、これまでで最も多い16名の学生が協力してくれました。学外でもなかなか各国のブースを同時に訪問できる機会は少なく、また近年、関西に各国を代表する留学機関が減少する中で、学生にとっては、手軽に情報を得る機会になったかと思います。これを機会に、実り多い海外留学をする学生が増加してくれればと願っております。