神戸大学

「若手研究者のためのAuthor Workshop」を開催しました

2011年11月15日

論文執筆について語る座長の近藤教授

神戸大学附属図書館は、エルゼビア・ジャパン株式会社との共催により、11月8日、「若手研究者のためのAuthor Workshop-英語論文を読み、投稿してみよう-」を百年記念館六甲ホールで開催しました。 このワークショップは、図書館における教育研究支援サービスの新たな取り組みの一つとして、特にこれから研究成果を発表しようとしている若手研究者を支援するサービスとして、今回初めて実施したものです。座長は、本学工学研究科統合バイオリファイナリーセンター長の近藤昭彦教授に務めていただきました。

座長の近藤昭彦教授
エダンズ社のウォレン・レイ氏

ワークショップでは、最初に座長の近藤教授から「ジャーナルエディターからみたよい論文とは」と題して、論文を書くことの重要性や論文執筆の際に注意すべき点についてわかりやすく語っていただきました。続いて、エルゼビア社の神田奈美氏から同社の電子ジャーナルの活用方法の説明、英文校正会社エダンズグループジャパン株式会社のウォレン・レイ氏から、英語論文執筆にあたっての具体的な注意点についての解説と演習を行っていただきました。英文学術雑誌への投稿を考えている大学院生や若手研究者を中心に125名の参加があり、最後まで皆熱心に聴き入るとともに、演習問題にも真剣に取り組んでいました。

参加者からは、大変参考になった、次回もまた参加したいといった声が寄せられ、大変充実した有意義なワークショップとなりました。

(附属図書館企画係)