神戸大学

関西担当特命全権大使が神戸大学を訪問しました

2011年11月22日

11月14日、関西担当の楠本佑一特命全権大使が神戸大学を訪れ、福田秀樹学長と懇談しました。

楠本大使は、在ロシア大使館公使、在ポーランド大使館特命全権大使を歴任、2011年8月より関西担当の特命全権大使に就任されました。

楠本大使はロシアには通算10年、その他ポーランド、スイスなど長年にわたって欧州における外交に尽力してこられました。福田学長との懇談では、欧州は日本を科学技術のパートナーとみていること、高度な科学技術力を共同で磨きたいと考えていることなど、欧州の日本に対する視線について楠本大使から説明があり、その上で大使自身も関西の大学の科学技術力に注目していることを福田学長に伝えました。また、楠本大使、福田学長はともに、現代社会においてはあらゆる面における国際化は必須であり、その加速化の必要に同じ認識を示しました。

福田学長との懇談の後は、中村千春理事・副学長から本学の国際交流活動について説明がありました。楠本大使は神戸大学のアジア、欧州を中心とした海外の教育研究機関との活発な交流に高い関心を示されると同時に、そのような移動性の高まりは企業においてもみられ、それゆえにこれからの日本の人材には発信力が必要であり、そのための実践的な英語力強化が他の国々からも望まれていることに触れました。

中村理事との懇談の後は、留学生センターを見学され、神戸大学に学ぶ1,200名の留学生の現状について西尾茂留学生センター長から説明を受けました。

左から、三橋国際交流推進本部副本部長、福田学長、楠本大使、中村理事、西尾留学生センター長

(国際企画課)