神戸大学

福田学長がソウル国立大学校、成均館大学校、漢陽大学校を表敬訪問しました

2011年11月29日


11月25日、福田秀樹学長、田中康秀教育担当理事・副学長が韓国の本学の協定校を訪問しました。

まず、本学と大学間学術交流協定を締結しているソウル国立大学校を訪問し、呉然天総長と懇談しました。懇談には同大学校の金俊基国際担当副学長、黃正男国際交流・教育オフィスディレクターも同席しました。福田学長から呉学長にご多忙のところ対応いただいたことに対する謝辞を述べ、その後ソウル国立大学校と神戸大学の交流実績の確認を行いました。そして本年4月に設置した神戸大学統合研究拠点について説明し、当該拠点のプロジェクトにおける協力関係構築について提案したところ、呉総長も強く賛同しました。ソウル国立大学校にも分野融合の応用科学の研究所が設置されたとのこと、今後、両研究拠点及び研究所の間で共同研究を模索していくことで合意されました。

左から、Henderson国際オフィスディクレター、
福田学長、金総長、田中理事、朴教授

次に、成均館大学校を訪問し、金峻永総長と懇談しました。金峻永総長は副学長時代に神戸大学を訪問されたことがあり、福田学長一行を歓迎する言葉で懇談が始まりました。「自由、真摯、協同」という本学のモットーに共感を示しつつ、本学を極めて重要なパートナーと位置づけている旨を福田学長に伝えました。その後ともに両大学間の交流実績を確認し、この訪問を契機により一層活発な研究及び学生交流を促進することで両学長は合意しました。成均館大学校の歴史は1398年にまで遡り、韓国最古の大学です。その起源は人文社会科学分野の教育にあり、本学との交流もこれまで同分野を中心に深化してきました。成均館大学校はサムソン財団と協力関係にあり、同財団とともに15の教育プログラムを運営しています。近年はITや応用科学にも注力しており、神戸大学が進める分野融合の研究においても協力していくことが両学長の間で確認されました。

歓迎レセプションで挨拶される林総長

また、漢陽大学校の林徳鎬総長との懇談では、李基晶同大学副学長、趙炳澤漢陽大学校名誉教授 (神戸大学経済博士) も同席され、神戸大学との10年以上に及ぶ交流について互いに評価するとともに、両大学の共同研究と学生交流を活性化していくことを確認しました。

(国際部国際企画課)