今季一番の冷え込みとなった12月10日、11日に加西市の酒造会社「富久錦」で農学研究科の学生8人が神戸大学ブランドの純米大吟醸酒「神戸の香」の仕込みに初挑戦しました。
同社の杜氏の村崎さんや前野さんの指導のもと「醪」のタンクをかき混ぜる行程を体験した学生は「まるでフルーツの香りの様」と、酒米と酵母菌が織りなす変化に感心していました。
これまでは、兵庫県立農林水産技術総合センターが開発した酒米「杜氏の夢」を附属資源教育研究センターで生産し、その田植えから稲刈りまでの行程の一部を実習で携わることはあっても、実際にお酒造りの行程に関わることはありませんでした。2日間という短い間でしたが、実際に酒蔵で日本酒の仕込みを体験出来たことは、学生にとって貴重な経験となりました。
なお、今回の新酒は2月中旬に販売される予定です。
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