神戸大学

「学生選書ツアー」を実施しました

2011年12月12日

附属図書館では、11月17日、ジュンク堂書店の三宮店で、今年も「学生選書ツアー」を実施しました。「学生選書ツアー」は、学生の皆さんが、書店の店頭で本の内容を確認しながら、図書館に置いてほしい本を選んでいただくというものです。

この企画は、図書館の蔵書の充実を図るだけでなく、普段は教員や図書館職員が行っている図書の選定という作業を経験することによって、日々の利用では見えない図書館の一面を知っていただき、図書館をより身近に感じていただくことを目的として、昨年度から実施しています。

今年度も、午前の部 (10:00~) と午後の部 (14:00~) の2回に分けて実施し、あわせて19名の学生 (学部生及び大学院生) が参加しました。学生は、思い思いの本を探して店内を歩き廻ったり、図書館の蔵書を検索できるパソコンで目当ての本の所蔵を確認したり、本を選ぶ楽しさや難しさを実感しながら、ひたむきに選書に取り組んでいました。その結果、約270冊が選書されました。

参加した学生からは、「実際に本の中身を確認できるので、学生の目線から本当に必要な本に直接当たることができる機会として良いイベントだと思います」「やはり自分の興味のある分野にかたよりがちになるので、意外と難しかったです」「すごく楽しめました」「これからもできればこうした企画を続けていって下さい」といった声が寄せられ、大変好評でした。

学生が選書した図書は、重複確認等をした上で購入し、総合・国際文化学図書館に配架されます。

(附属図書館)