神戸大学

平成23年度地域連携活動発表会を開催しました

2012年01月25日

1月20日、瀧川記念学術交流会館大会議室において、平成23年度地域連携活動発表会を開催しました。この発表会は、本学における地域連携事業の活動状況を周知するとともに、学内外の関係者からご意見をいただき、次年度以降の活動に活かすことを目的に、平成17年度から毎年開催しているものです。

本年度の発表会は、中村千春地域連携担当理事の開会の挨拶をもって始まりました。

第一部では、学内各部局の地域連携活動を支援する取り組みである「地域連携事業」のうち2事業について、都市安全研究センター 河井克之准教授、人間発達環境学研究科 松岡広路教授からそれぞれ活動報告がありました。また、学生の地域貢献活動を支援するための公募事業である「学生地域アクションプラン」のうち1事業について、ユース六篠 寺下和輝さんから活動報告がありました。

第二部では、「地域連携と拠点」と題して、兵庫県立大学環境人間学部 内平隆之専任講師に講演をいただきました。続いて、「連携の拠点をもつ意義」についての意見交換会が行われました。奥村弘地域連携推進室長が司会を務め、講演者の内平氏に加え、本学から人文学研究科 坂江渉特命准教授、保健学研究科博士後期課程 石岡由紀氏、篠山フィールドステーション 布施未恵子地域連携研究員、そして篠山市政策部企画課篠山に住もう帰ろう室 山田辰男主査をパネリストとして、篠山フィールドステーションの事例をもとに種々の意見が交わされました。自治体及び他大学からの参加者や学内の関係者も、それぞれの立場から、地域連携の拠点をもつことによる研究教育上のメリットや今後の展望などについて考える機会となりました。また、会場内には、人文学・保健学・農学の各研究科地域連携センターの活動報告ポスターが掲示され、学内の地域連携の拠点となっている3センターの取り組みが紹介されました。

この発表会の様子は、本年度の「地域連携活動報告書」に収録する予定です。

(地域連携推進室)