神戸大学基金奨学金「山岸八郎 (フジッコ) 奨学基金」の平成24年度奨学生3人が決まり、1月25日に認定証書授与式が開催されました。

平成20年度にスタートしたこの奨学金は、本学の卒業生で、食品会社「フジッコ」の創業者である山岸八郎会長 (写真前列右から2人目) が、本学学生のためにと、神戸大学基金にご寄附されたものです。これまでに12人の学生 (私費外国人留学生9人、日本人学生3人) が奨学生として採用されました。

授与式は神戸・ポートアイランドのフジッコ本社で開かれ、奨学金を受ける奨学生3人とフジッコ株式会社及び神戸大学関係者が出席しました。冒頭の挨拶で、山岸会長から「奨学生の生活安定と学習の成果につながれば」との温かい励ましの言葉をいただきました。続いて本学の安藤学長補佐 (写真2列目左から3人目) が、本奨学金や種々の支援に対してフジッコ株式会社に感謝の言葉を述べるとともに、奨学生に対しては「本奨学金の趣旨を理解し勉学に励み、生涯にわたり感謝の気持ちを忘れないようにしていただきたい」と激励しました。

その後、奨学生一人ずつに山岸会長から認定証書が授与され、記念撮影しました。

次いで、フジッコ本社 (食品安全検査室、食育ミュージアム等) 見学後、会長・役員のみなさまとの記念昼食懇談会で、奨学生が本奨学金により生活が安定し勉学・研究に集中できるとの感謝の気持ちを伝えるとともに、今後の抱負を述べました。