文部科学省のイノベーションシステム整備事業「先端融合領域イノベーション創出拠点形成」プログラムの平成23年度再審査が行われ、神戸大学から申請しておりました「バイオプロダクション次世代農工連携拠点」(拠点長:福田秀樹神戸大学長) が継続課題として決定されました。

本事業は科学技術振興調整費により平成20年度に採択されたもので、事業開始後3年目である昨年度の再審査で継続課題とならなかったものの、再エントリー課題として認められていたものです。

本拠点では、協働企業14社との連携のもと、バイオマス増産や有用生物資源の取得を得意とする農学と、物質生産の効率化やプロセス化を得意とする工学の広範囲な学術領域を融合させ、バイオマスから「次世代燃料・化成品原料」「バイオプラスチック・バイオ繊維」「バイオファインケミカル」等の多様な製品群を低環境負荷型で作り出すバイオプロダクションの実現を目指しております。